父の遺品、自分が捨てた 女性名乗り出 柏で発見の砲弾

千葉県柏市の住宅街のごみ置き場で11日、捨てられているのが見つかった砲弾について、柏署は14日、同市の30代女性が「父の遺品で、自分が捨てた」と名乗り出たと明らかにした。砲弾は亡くなった女性の父親が約20年前に知人から譲り受けたもので、父親は骨董(こっとう)品集めが趣味だったという。

同署によると、女性は家族の知らせで周辺住民が避難する騒ぎになったことを知り、12日夜、自宅近くの交番に電話。同署員が砲弾の写真を女性に見せ、女性が捨てたものと確認した。女性は昨年亡くなった父親の遺品の整理中に砲弾を見つけ、「父は絶対に爆発しないと説明していたので、普通のごみとして捨てた。大騒ぎになって驚いている」と話している。

遺品の中に別の砲弾などの軍用品はないといい、同署は「危険物や不審物と思われるものを見つけた場合は警察に連絡してほしい」としている。

砲弾は11日昼にごみ回収業者が発見、110番した。周辺の住民約100人が一時避難し、陸上自衛隊が回収。迫撃砲の弾道を調べるために使う「特填(とくてん)弾」で、既に発射済みだった。火薬は含まれておらず危険性は無いと判明した。1970年代ごろに使われていた型という。

千葉日報オンライン 4月15日(金)

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“孤独よさらば”シニア街コンに手応え 

高齢者の「孤独」が社会問題となっている。少子化に伴う核家族化が進み、1人暮らしのお年寄りが急増。「きょう、誰とも話をしていない」が日常となっているケースも。こうした状況を受け、山形市内の繁華街「花小路」で60代以上を対象に「出会いの場」を提供する取り組みが注目を集めている。形式は出会いを求める若者の定番となっている「街コン」。主催者は「大事なのはきっかけ。反応は上々」と手応えを感じている。

狭い通りに居酒屋やバーがひしめく花小路の一画にある居酒屋「たから湯」=同市七日町4丁目=が「シニア街コン」の会場だ。店主の藤原隆さん(69)は「STOP独りぼっち」をテーマに掲げて5年前に企画した。背景には自身が経験した寂しさがあるという。

藤原さんは35歳で離婚し、現在までずっと独身。仕事がうまくいかなかった時など、ふと寂しさが込み上げた。店を開く前に働いていた職場の同僚とも退職を機に交流が途絶え「あんなに仲が良かったのに…」。環境が変われば人付き合いはがらりと変わることを痛感した。

「年を取り、気付いたら回りに誰もいなかった。そうならないようにしてほしい」。少子高齢化と核家族化が進み、1人で寂しく暮らす高齢者が増加している。近所付き合いも薄れ、昔と比べて人間関係も希薄になりつつある。孤独に陥るお年寄りが後を絶たない。

高齢になってから人付き合いがなくなることは「孤独死」につながるリスクを高める。「若者が独りでいるのも心配だが、お年寄りはもっと心配」。藤原さんは高齢者の孤独を深刻に捉えている。

たから湯では毎月1回、60代と70代以上を対象にした街コンがそれぞれ開かれている。50代向けに婚活を目的とした飲み会もある。全て食事付きで、飲み放題。カラオケを楽しむこともできる。「参加者も多く、みんな若者に負けないほど活発」と藤原さんは反響に驚く。

先月末、主に60歳以上の男女を対象に開催した街コンに本紙記者が同席した。この日は山形市内外から男女計8人が参加。友人と参加した50代女性は「最近は家族間のコミュニケーションが減り、寂しい。誰かと話せるこの会は大切な場所だ」と話す。60代男性は「初めて会う人たちだが、会話をすると元気になれた」と笑顔を見せた。

年齢を重ねるほど孤独に対する耐性は衰えると参加者は口をそろえた。「1人でも多くの友達を作ってもらいたい」。ふれあい、会話の楽しさを満喫している参加者の様子を見ながら藤原さんがつぶやいた。

山形新聞社  3月14日(月)

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