郡山市が強制撤去 全国2例目

自宅敷地に大量のごみをため込み迷惑をかける「ごみ屋敷」問題で、福島県郡山市は26日、70代男性が管理する民家4軒で、行政代執行によるごみの強制撤去に踏み切った。条例に基づく行政代執行は京都市に次いで全国2例目。

行政代執行の開始を宣言した後、市職員ら70人が、敷地内や通路にため込まれた廃家電などを約4時間かけて撤去した。パッカー車とダンプカー計15台で撤去したごみの総量は約24.3トン。作業費用200万~300万円を男性に請求する。

 現場の1カ所、同市菜根に住む男性は「とにかく火事が心配だったので、片付けられてほっとしている」と胸をなで下ろした。市生活環境部の吉田正美部長は「再度このような状態にならないために、市が継続的に指導して住民の不安解消につなげたい」と話した。

 市は昨年12月、ごみ屋敷の対策条例を施行。男性に指導勧告してきたが改善されず、2月1日に撤去を命令した。今月3日、行政代執行に向けた最後通告「戒告書」を出していた。

河北新聞 3月27日(日)

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